人生の指針

頭を整理するために思ったことを書いてます

最近の趣味

プロレスにハマった。ハマったきっかけは中のいい後輩が、

「お願いだから、この選手の入場シーンだけ見てください」と言われ、興味もなく見た

登場シーンがかっこよすぎて、家に帰り、プロレス動画をあさりまくった。

猪木の時代から、闘魂3銃士から暗黒時代のプロレス。

男の戦いだし、何よりも熱い。

 

そしてプロレスには物語がある。

 

プロレスを見るまでの僕は「勝つ」「負ける」の二元論だった。

勝つ人は、努力をし、才能があり、運がある人

負ける人は、祖力を怠り、才能はなく、運もない人。と思っていた。

けれど、自分の中で、負けを物語として消化するということ。

負けにもこんな負け方があるんだと。衝撃を受けた。

 

更に中村選手のインタビューにも同様な衝撃を受けた。

同期であった”棚橋選手""柴田選手"に負けた後のインタビューで

「棚橋に負け、柴田にくらい、くるね。」

失敗や負けたことに対して、「くるね」の一言で終わらせるんだ。もちろんインタビュー向けの言葉かもしれないが。

なんか救われた気がした。

僕は、学校や会社でミスや失敗をしても、「くるね。」で終わらせるようになった。

 

プロレスを見ることで、あったく新しい価値観が追加されたり、価値観がアップデートされた気がした。

 

それに今活躍している選手や、昔活躍していた選手でも、自分たちのファイトスタイルや、コスチュームを固めるのに何度も挑戦をしていた。

最初は白パンで戦っていた人が、途中から黒パンになったり、

ヒールに転向したりと皆模索していた。

 

大体20題の後半には各々の形が定まっていた。(もちろん。早い人は20再前半で定まっている人もいる。)

僕はそれを見て、焦らなくても良いんだと思った。

第一線で活躍する人たちも、自分の形、ホントの自分も見つけるまで、時間を催すし、

模索もする、失敗もする。

だから今は様々な事に挑戦しようとも思えた。

 

そして最近眠る前に、よく妄想をする。

自分がプロレスラーになるなら、どんなファイトスタイルだろうか。

僕は多分、白パンで黒いブーツで戦う。熱いプロレスではなく、サイコなプロレス。

表情を一切変えずに、パイプ椅子で相手を殴る。

けれどG1や1.4の決勝に上がった際には、感情を爆発させ、熱いプロレスを相手と取る。

実況で「あの、安田が感情を出した!!!。ごんなぁやすだみたごとない~」と言われたい。

そして、優勝後のマイクパフォーマンスでは、サイコな感じで帰っていく。

 

大丈夫。もし負けたとしても、物語として消化できるはずだし。

僕には魔法の言葉「くるね」があるのだから。