美しい日本語
日本が第二次世界大戦に負けた時、
アメリカの領土にはならなかった。
そのことは素晴らしいことだと思う。
しかし僕は、日本がアメリカの領土になっていれば
日本語ではなくて英語を話していたのになぁ、
とずっと思っている。
しかし、日本語というものは形容詞がとても多い。
物事の情景や、性質、状態などをわかりやすく伝えることができる。
これは日本語のいいところだ。
日本の四季折々の情景などを言葉巧みに表現できる。
"本来日本語というものは美しい"のだ。
けれどSNSの発達につれて、
本来の美しさは見る影もないほど
汚れてしまっている。
汚れてしまった言葉は誰かを傷つける道具として
他人を殺す刃物として
誰かに倣ったわけもなく扱っている。
本来、僕たちが鍛えてきたのは逆のはずなのに、
それほどまでの強大な力で他人を貶すのではなく、
他人を称える方向に使えば良い。
そこに日本語本来の美しさを掛け合わせることができれば
日本はもう少し生きやすい世界になるのに
2020/05/25