人生の指針

頭を整理するために思ったことを書いてます

フォレスト・ガンプ

 

お金持ちになりたかった。

子供の時にイメージしていたお金持ちとは、

大きな家に住み、車を持ち、好きなものが好きな時に好きなものが買え、海外旅行に何度も行ける。

いわばドラえもんスネ夫みたいな感じだ。

 

お金さえあれば、自由であり、無敵なんだ。

マリオのスター状態で人生を駆け抜けていける。

本気でそう思っていた。けれどお金持ちとまではいかないが、多少のお金を稼ぐようになって

わかった。簡単に物が手に入るのは、なぜか満足感がない。

 

高校生の頃に必死にバイトして、食べ放題の焼き肉を食べに行った時に

心から「よっしゃ!!うまい!」と思った。

一方で、社会人になり、毎月一定のお金が入ってくるようになり、

欲しいものは何でも手に入るようになり、叙々苑を食べに行った時に

あのときほどの感動はなかった。

(もちろん味は格別に違った)

 

僕はすごい不思議に思った。

叙々苑のほうが断然に美味しかったのに、なぜ昔のほうが感動したのか。

 

 

多分僕は、何かを必死になってこなした後に待っているご褒美が嬉しいのだ、

(ホクに限らず大抵はそうだと思う)

 

だから、もし僕がお金持ちにっても幸せではないのかと思う。

もちろん必死に働いた結果出てくるお金ならば話は別だ。

 

けれど今の僕はそこまで必死ではない。

なぁなぁで仕事をしお金がもらえ、それで欲しい物を手にしている。

これだと幸せにはなれない。

 

だから僕は今満たされていないのだ、仕事にもプライベートにも

目標がないから、超えるべき高い壁がないから。

 

ならばその壁を作ればいいだけなのだが、これがまた難しい。

 

そこで僕は「TED TALK」で聞いた夢日記となるものをつけ始めた。

寝るときに見た夢を記すものではなく、

最終ゴールから逆算して明日は何をするかまでを考えるということだ。

最終ゴールを何にするかだ。

最終人生のゴールは死なのだから、死ぬ時の話か。

弔事で読まれたいことについて考えるか、と思い考えた。

“いつも笑顔で、人生を楽しそうに生きていた。友達を大切にし誰の悩みに対しても真摯に捉え、あなたの周りにはいつも人がいた。あなたのような人になりたかった。”

ぼくはそう言われたいのだ。

ゴールが決まれば後は人生を逆走していくだけだ。

書き始めると、ペンが止まらなかった。

最終ゴールだけではなく20年後からのも作ってみた。

 

僕の明日のタスクは「笑顔で挨拶をすること」と「フォレスト・ガンプを見直すこと」だった。

最終ゴールはフォレスト・ガンプだった。