人生の指針

頭を整理するために思ったことを書いてます

二度とない大事な一日

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パターソン

-あらすじ-

ニュージャージ州パターソンに住むバスの運転手パターソン。

彼の一日は朝、隣に眠る妻ローラにキスをして始まる。

乗務をこなす中で、心に浮かぶ詩を秘密のノートに書き留める。

帰宅して妻と夕食を取り、愛犬マーヴィンと夜の散歩。行きつけのバーへ立ち寄り、

1杯だけ飲んで帰宅し、ローラの隣で眠りにつく。

一見代わり映えしない平凡な毎日。そんなパターソンの7日間の物語。

 

 

-感想-

パターソンの"詩"を軸に、物語も詩的に進んでいく。

いかにも映画のような世界ではなく、

僕たちのような普通の日常を美しく丁寧に切り取ってくれている。

毎日同じルーティンだとしても、その日々の中で

かける言葉やかけられる言葉、乗客から聞こえてくる会話や目に入る文言、

ノートに書き残す言葉は全て違う。だからこそ、

その日は2度とない大事な1日。

そして、いつも何気なく過ごしている毎日は美しいこと。

言葉は美しいこと。

のびのびと生きること。

退屈と思っていた日常の楽しみ方、ありがたみを感じることができる

良い詩」を読んでいるような作品。

 

 

 

 

 

美しい日本語

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日本が第二次世界大戦に負けた時、

アメリカの領土にはならなかった。

そのことは素晴らしいことだと思う。

しかし僕は、日本がアメリカの領土になっていれば

日本語ではなくて英語を話していたのになぁ、

とずっと思っている。

 

しかし、日本語というものは形容詞がとても多い。

物事の情景や、性質、状態などをわかりやすく伝えることができる。

これは日本語のいいところだ。

日本の四季折々の情景などを言葉巧みに表現できる。

"本来日本語というものは美しい"のだ。

 

けれどSNSの発達につれて、

本来の美しさは見る影もないほど

汚れてしまっている。

汚れてしまった言葉は誰かを傷つける道具として

他人を殺す刃物として

誰かに倣ったわけもなく扱っている。

本来、僕たちが鍛えてきたのは逆のはずなのに、

 

それほどまでの強大な力で他人を貶すのではなく、

他人を称える方向に使えば良い。

そこに日本語本来の美しさを掛け合わせることができれば

日本はもう少し生きやすい世界になるのに

 

2020/05/25

 

 

 

 

 

未来への投資?過去へのご褒美

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シンニホン」という本を読んだ。

すごいおもしろ話だったので要約してみた。

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日本は90年の半ばまでのGDPアメリカについで2位だった。

その理由は、トヨタSONYといった日本企業が世界を席巻していたからだ。

しかし、95年からはITが爆発した、

そして日本はその時代に取り残されてしまった。

日本は単純にITの波に乗り遅れたのか?

違う。

世界はものづくりの時代から情報と新技術の時代に変わったのだ。

ビッグデータ×AIの時代に入ったがゆえに

トヨタSONYといった日本企業は取り残されていったのだ。

なぜなら、その時代は

"最初に勝ったものが勝ち続ける先行者利益の高い時代"なのだ。

例えば、Googleでみんなが検索すれば、その分データがたまり

広告とかもうまく当てられるようになる。

facebookamazonも同じである。

情報を集めるのがビッグデータ、皆に興味のあるものを届けるのがAI

これはいわば2つで1つなのだ。

 

この変化はイギリスで起こった産業革命と同じくらいの革命が起きたのだ。

そして現在アメリカ・中国・インド・韓国はこの時代をまくっている。

これは国家を上げてIT企業をバックアップしからだ。

ならば時代に取り残された日本はもう巻き返せないのか?

そんなことはない。

 

産業革命では、電気や蒸気機関が発見された。

そしてテレビや電話、自動車などができた。

つまり電気や蒸気機関の発見が応用されたのだ。

そして日本はこの応用に強い。

 

日本は、"0から1"を生み出すのは苦手だが

"1から10や100"にするのが得意な国なのだ。

そして現代は情報と新技術の"0から1"になったタイミングだ。

つまりここからは日本が得意な"1から10や100"にする時代が来るのだ。

日本開発ではないがUberEatsもこの応用の一つだ。

GoogleMapを利用して位置がわかり、決済サービスで現金を払う必要がなくなる

つまり様々なプラットフォームを集結させて一つのサービスを作る時代が来るのだ。

ならば日本は今後どうしたらいいのか?

 

まずは意識改革が必要だ。

国内需要ではなく世界規模で考える

・ベテラン中心ではなく、若手中心で考える

・データ×AIの応用のものづくり

では何を応用すればよいのか?

それは90年代に世界を席巻していた

"自動車・家電・建築・ロボット"産業とデータを活用するのが必要になる。

それと、漫画などのイマジネーションが必要になる。

ドラえもんの世界は昔は妄想だと思われていたが

現在ではそれに似たものが現実になっているのだ。

そういった漫画や映画などで鍛えた想像力・妄想力を発揮する必要がある。

"妄想の力と日本の技術"を掛け合わせる必要があるのだ。

 

そして次に、国家予算の配分の見直しが必要になる。

現在の日本では100兆円くらいの国家予算がある。

その内訳がごっそり社会保障費と医療費に持っていかれている。

つまり国家功労者と引退者に手厚く支払われている。

"若者を犠牲にする国に未来はない"というマルケルスの発言なども引用している。

そして予算を見直して、"教育費、研究開発費"にお金を少し割り振る必要がある。

今後必要になるであろう人材像を把握し、それに見合った教育をしていかなければならない。時代は変わっているのに教育は変わらないのはおかしいのだ。

 

研究開発費では1位のアメリカと中国で1.3倍の差がある。

そして日本と中国では3.7倍の差があるのだ。

こんな状況下でどんな開発できるのか、

現状日本は、"未来の投資ではなく、過去へのご褒美にお金を使っているのだ"

医療費を全く無くせと言っているのではなく。

無駄を削り、少しの割合を未来へ投資するだけで、大きく変わるのだ。

なので我々はこういったことをしてくれる政治家を選ぶ必要がある。

そしてそのために若者が選挙に行き、

若者の票が集まるようなマニフェストを掲げさせる必要があるのだ。

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以上が「シンニホン」の要約である。

要約と言えるほど短くまとめられた気はしないが

気になる人は目を通して考えてみてほしい。

 

 

2020/05/24 

 

 

 

 

新しい働き方

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コロナというウイルスの影響によって

緊急事態宣言が発令された。

不要不急の外出が自粛され、

自粛疲れが飽和してきた。


日本ならず世界中で大流行したこのウイルスは

現在という時間軸にいる中で過去を生きていた

人たちを一気に現在に連れ戻した。

そしてそれは至る所で大きな変化をもたらした。


その一つがテレワークという働き方

もともと一般企業の働き方の選択肢にテレワークというものがあったのかわからない。

フリーランスの人はオフィスがないためテレワークのイメージがあった。


企業は、

就業時間内にオフィスに出社して、

終業時間が過ぎようがお構いなしで働く。

これが一般的だ。

つまりオフィスに来てさえすれば仕事をしているとみなされているのだ、

実際は上手いことネットサーフィンなどをして時間を過ごしている人もいるかも知れない。


しかし、テレワークによって1日の成果が可視化できるようになった。

それにより仕事ができる人、できない人までもが可視化されたのだ。

つまりオフィスに来てさえすれば何か仕事をしていると評価されていたものが、

完全に実力社会になったのだ。


テレワークになることで、

朝電車に乗ること、堅苦しいスーツを着る、嫌いな上司、同僚に合わなくて良くなった。

うちの会社だけによれば、

すぐにテレワークに移行できた、

普段からの連絡体制やツールの活用など

事前の準備などの充実を知ることができた。


しかしオフィスワークをしていた頃は

周りで誰かが話していることや

疑問点を容易に質問できた状況などから

知識が手に入ることがあった。

テレワークによりそう言った

溢れてくる知識などが無くなっていったのは

事実だ。

また、テレワークは誘惑が多い。かつ今まで休息の場所であった家や部屋が仕事場に変わる。

今まで以上にメリハリをつけることが大切になった。


テレワークもオフィスワークも

それぞれいい面がある。

緊急事態宣言が解除されようが

希望する人はテレワークができると言う選択肢を残していて欲しい。


そして、早くコロナが治ってくれることを願う。

                     2020/05/16

    














社会の楽しさ

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“そんな考えじゃ社会で通用しない”

“社会は厳しいところだ”

“社会は理不尽だ”

これは僕が先生に言われた言葉だ。

何をしてこの話になったのかは忘れたが

その時に僕は少し反論をした

“社会の厳しさよりも社会の楽しさを教えて下さい”

そう言うと先生の口は止まり

“楽しさは自分次第や”とだけ言い立ち去った。

無責任だなと思った。

大人たちは”社会の厳しさ”について話してくる。

そんなことを聞いて僕たちが社会に希望が持てるわけがない。

そんなことよりも教えてほしいのは

”社会で役に立つ情報”や”社会の楽しさ”だ。

それを知ることもなく僕は社会人になった。

 

そこで社会人1年目を駆け抜けてきた僕が

心がけていること伝授しよう。

参考に程度に見てほしい

  

1.お金の使い方

これは給料が学生の頃より跳ね上がり、

必要なもの、欲しいものはある程度手に入る。

若いうちはお金を使ったほうがいいとよく聞くが、

それはお金の使い方次第だと思う。

闇雲にお金を使うのではなく、自己投資をするほうが

長いスパンで見たときのリターンが大きいと思う。

新しいことを学ぶのはすごく楽しいことだ。

そして少しは貯金をしたほうが良いと思う。

それはまだ出会っていない、自分が夢中になれるものを見つけた時に、

お金がなくて断念したということがないようにだ。

 

2.仕事の達成感

配属後、初めて頭から竣工まで携わり、建物が竣工したとき、

僕の携わった建物が地図にのるんだと思うと、

大きな達成感を得た。

あのときの気持ちは言葉では表せないが、いいものであった。

もちろん仕事中は辛いことや大変なこともあったが、

達成感を得たときに仕事は一層楽しくなる。

 

 

3.感謝の気持ち

感謝の気持を持ちながら仕事をしたほうがいい

何かを教わったあとはもちろんのこと、

指摘や注意をされた最後に"ありがとうございました"

と一言添えるだけで、怒られたというネガティブ感情より

成長したとポジティブ感情になって前向きになれるからだ。

しかし多用は厳禁である。

 

4.飲み会

僕は人付き合いが得意とは言えないが好きである。

自分の経験したことがない話を聞くのも、話すのも好きだ

社会人になれば、酒の席が増える。

気分が乗らない飲み会は断ればいいと思う。

現に僕も断っている。

たまに誘われ飲みに行けば必ず年上の人は、

自慢話や愚痴をこぼす。

僕はそういった話が苦手なので、

自分から話題を誘導する。

上司たちは話せれば話題なんてなんでもいいのだ。

自分とは全く違う人生を歩んできている人。

そんな人からその人しか話せない話を引き出せばいい。

それだけで無意味な飲み会から少しは有意義な飲み会になるだろう。


5.プライベートの充実

僕は仕事とプライベートは区別している。

プライベートであまり仕事の話をしたくない。

僕は仕事が終わり、帰り支度を整え

リュックを背負うと同時に

その日の会社での出来事などを

自分の席に置いて帰る。

そして、お疲れ様でした。の挨拶とともに

プライベートモードに切り替える。

次の日のおはようごさいます。という挨拶と共に

仕事モードに切り替え、リュックを置き、

昨日の出来事などを背負う。この繰り返しだ。

仕事の充実も大切だ。だがそれよりも

プライベートを充実させた方が楽しいだろう。



僕は以上の5つを心がけて仕事をしている。

 

結局のところ仕事、社会を楽しめるかは

自分次第なのだ。


“楽しさは自分次第”

全く、無責任なものだ。

 

2020/05/10

 

 

マリオネットへの洗脳

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世界で最も信じられている宗教が

キリスト教

 

キリスト教は人類の祖である

アダムとイブが神に食べることを

禁止されていた”知恵の実”を

蛇にそそのかされ食べてしまい

罪を与えられてしまう。

そしてアダムとイブの子孫である僕たちは

その罪を背負って生きている。

 

処女であるマリアが妊娠し、

神の子イエスが生まれた。

神の子イエスに信仰を持つことで

罪から救われれるというものだ。

 

こんな話は科学の進歩によって

嘘ということもわかっている。

 

それなのになぜだろうか、

現在でもカトリック教会が力を持っているのは、

キリスト教が世界で最も信じられているのか、

 

それは”洗脳”されているからである。

 

洗脳はキリスト教だけでなく

日本でも起こっている事象である

天皇は神であった

そのため神を侮辱した鬼畜米英を倒せ

こうして日本は戦争をしていた

これはほんの何十年前の日本の話だ。

 

生まれたときから周りの人達が

“キリストを信じれば救われる”

天皇は神だよ”

などと言われて成長すれば、

その事実を疑わなくなるだろう。

これがいわば”洗脳”なのだ

 

現代を生きる僕たちからすれば

なんで昔の人は、

こんなことを信じていたのかと思うだろう。

それは現在も同じなのではないか?

未来の人達から見たら現在を生きる僕たちも

同じ様に思われるかもしれない。

 

そして現在の僕らは

マスコミ・メディアによって

“洗脳”されている。

 

芸能人の熱愛・不倫

そういったゴシップ情報に目向けさせて

もっと大事な問題から目をそむけさせている

 

例えば、コロナの影響でGDPが減少している

しかし本来は10月くらいから減少傾向にある

10月は西日本豪雨の直後ではあったが、

11,12月も減少している

コロナの影響で景気は下降していると思われていたが

本来はその前から日本の景気は下降していた。

 

その時のニュースでそんなことは、

大体的に報道されずに

東出の不倫などが大きく報道されていた。

僕たちは裏でそんな事が起こっているとも知らずに

ゴシップやYoutubeの話で盛り上がっていた。

 

こうして僕たちは大事なことから目をそむけさせられ

考える力、疑問に持つことを放棄していく、

そうして国に操られるマリオネットになっていくのだ。

 

"何も知らずに生きていくほうが楽だ"

と言う人もいるだろうが、

なにかが起こった時に必ずしも国や世界が、

政策をとって助けてくれるとは限らない。

 

この世界は調べれば欲しい情報がすぐに見つかる

そのため情報を受け取る側に責任が求められてきている。

 

僕たちは今後、”個人の信用”

大切な世界を生き抜いていくことになるかもしれない。

楽しんだもの勝ちの世界

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無邪気だね、楽観的だよね、自信家だね

そして最後には“人生楽しそうだね”

といつも言われる。

 

こういった褒め言葉が僕はすごく嬉しい

褒められて伸びるタイプなのだ。

 

僕はいつかは忘れたが

弔辞になんと読まれたいかを考えたことがあった。

 

その一つが”人生を楽しんでた”である。

そう読まれるために僕は今この瞬間を楽しく生きるようにしている。

 

そして楽しむことで人生はいい方向に転がっていくと思う。

できるならば仕事も楽しみながら働きたい。

そのために今自分が本当にしたいことを探している。

 

探し方は簡単だ。

やってみたいと思ったこと、思っていたこと

全てに手を出してみる。

僕たちは何かを判断するのは、

自分の経験の中からしか判断できない。

 

例えば好きな料理はなにか、と聞かれた時に

僕たちは食べたことのある

料理の中からしか選べない。

 

自分の得意なこと、好きなことを見つけるのも同じだ

今まで自分が経験した中から選ぼうとしている、

そしてその中に答えがなく路頭に迷う。

そしておなじみの

”やりたいことが見つからないんです”

という発言になる。

やりたいことが自分の経験の中に存在しないのならば

できる限り経験の母数を増やして

その中から見つけるしか無い。

 

そしてそれを並行して行う。

見つけるための時間短縮もあるが

並行して行う中でふるいにかけて見つけていく。

僕が見つける中で大切にしているのは

自分が心から楽しんでいるかだ。

やってみたけど楽しくない、やらされてる感がある

そういった場合は少しずつ

それに取り組む時間を減らしていく。

楽しむということがいちばん大切なのだ。

 

世界を変える大発明をした人たちも

楽しんで仕事をしていたに違いない。

 

例えばappleの創業者 スティーブ・ジョブズ

iPhoneMac bookを開発し世界を大きく変えた。

しかし初めから世界を大きく変えようと思って

iPhoneMacを作ったのだろうか?

まずは自分たちが楽しむことを

先決に考えていただろう

その結果"世界を大きく変える開発"

をしたのではないかと考えている。

 

まずは自分たちが楽しんで仕事をする。

そうすることで結果はあとから付いてくるのではないか

たとえ結果がついてこなくても

自分たちが楽しんでいればそれでいいのではないかと思う。

 

そのため僕も"自分が心から楽しい"

と思えるものに出会い

世界とまでは行かないが自分の身の回りの小さな世界でも変えれるように

楽しんで努力したいと考えている。

 

そういった未来を考えるだけで

自然と人生が楽しくなってくる。